【速報: ブラジルにてデモ・暴動】大統領弾劾裁判を巡る混乱に係る注意喚起


ブラジル・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領の弾劾裁判に関連して2016年8月29日、首都ブラジリア(Brasilia)やサンパウロ(Sao Paulo)市など各地で弾劾賛成派と弾劾反対派によるデモ・集会が行われました。在ブラジル日本大使館は30日、同大統領の弾劾裁判に伴い、30日-31日にかけて弾劾賛成派と反対派が首都ブラジリアの連邦議会前などでそれぞれデモを行う予定であり、両勢力の衝突も予想されることから、在留邦人に注意を呼びかけました。ブラジリアの治安当局は混乱を防止するため、交通規制等を行うなど警戒を強めており、交通渋滞が予想されますので早めの行動をお勧めします。

同様に、在サンパウロ日本総領事館も30日、 31日午後6時よりパウリスタ(Paulista)大通りとジョアキン・エウジェニオ・デ・リマ(Joaquim Eugenio de Lima)通りの交差点付近などで両勢力によるデモ・集会が予定されていることから注意を呼びかけています。

同国に進出している日系企業においては、デモ・集会等に関する最新情報の入手に努め、不測の事態に巻き込まれないよう、駐在員や出張者に注意を促すことが肝要です。特に、デモ・集会が予定されている場所には近寄らず、万一デモ等に遭遇した場合は、速やかにその場を離れ、身の安全確保に努めることが肝要です。また、交通渋滞の発生が予想されるため、時間的に余裕をもって行動することが望ましいです。


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