海外旅行保険の必要性
■ 海外旅行保険のすすめ

海外旅行中、たとえ万全の注意を払っていても、事件や事故に巻き込まれる可能性はないとは限りません。また、健康に自信があっても、海外では日本と違う環境でのストレスや疲労により、思いがけない病気にかかる可能性もあります。列車やバスなどの交通事故にも、いつどこで巻き込まれるかもわかりません。
こうした予期できないトラブルに備え、海外旅行保険には必ず加入しておくことをおすすめします。実際、海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガ、盗難被害などにより多額の損害を被った日本人旅行者は数多くいます。
各保険会社が提供するサービス内容に若干の違いはありますが、海外旅行保険に加入することにより概ね次のサービスを受けることができます。

病気やケガ(交通事故など)をされたとき

診療費、入院費、緊急移送費など
治療に必要な交通費や通訳雇入費用など
入院後、通常の旅程に復帰するため、帰国するための交通費
救援者(家族等)の渡航、宿泊費用

盗難や偶然の事故により携行品が損害を受けたとき

各保険会社の定める範囲内での金銭補償

旅行中にあやまって他人にケガをさせたとき(他人のモノを壊したとき)

法律上の賠償責任を負った場合、その損害賠償金
(賠償責任保険金額を限度)

※外務省 海外安全ホームページ参照 http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html

■ 28人に1人は海外で事故に遭っています
事故発生率:3.53%(昨年度より0.31%減少)
事故に遭う確率:28人に1人(保険金請求件数/海外旅行保険加入者数)
2014年度の海外旅行中の事故発生率は3.53%となりました。これは28人に1人が何らかの事故に遭っている計算です。
海外では、気温や衛生環境、食事や水質等が異なること、また長時間の移動や時差等により体調を崩しやすく、併せて犯罪率が日本と比較して全般的に高いことから事故に遭いやすい状況にあるといえます。

また、航空便の欠航や遅延時の食事代やホテル代等、旅行行程上の偶然な事故を補償する「旅行事故緊急費用」に代表されるように、海外旅行保険の役割が重大事故だけでなく、海外旅行中によく発生するトラブルを包括的に補償する傾向になっていること、併せて従来対象外であった慢性疾患(持病)の治療費用等も所定の条件のもとで補償の対象とする等、カバーの範囲が広がっている傾向にあります。

※ジェイアイ傷害火災保険株式会社 トラブルデータより http://www.jihoken.co.jp/data/trouble.html

■ 補償項目別事故件数の状況(全地域)
1位:治療・救援者費用(45.9%)
2位:携行品損害(34.9%)
3位:旅行事故緊急費用(16.5%)

海外旅行保険で最も事故件数が多い補償項目は「治療・救援費用」(割合45.9%、前年比+3.8%)で、ケガや疾病による治療費用、救急車等の交通費や医療通訳費、入院した際に家族が現地に駆けつける場合の渡航費用、日本や第三国までの医療搬送費用等を補償します。次いで多いのが「携行品損害」(割合34.9%、前年比△3.8%)であり、スーツケースやカメラ、携帯電話等の手荷物の盗難や破損を補償します。3番目は「旅行事故緊急費用」(割合16.5%、前年比+0.8%)であり、航空機の遅延や欠航、航空会社に預けた手荷物が現地に届かない等、予期せぬ偶然な事故により負担を余儀なくされた費用(交通費、宿泊費、食事代、身の回り品購入費等)を補償します。

上位3項目で、全体の97.3%に達しています。なお、この順位は、当社が旅行事故緊急費用を発売した2006年以降変動していません。海外旅行保険の最も重要な役割が、旅先でのケガや疾病の治療費等の身体に関わる補償であることは変わりませんが、手荷物の破損や航空機の遅延時等、様々なトラブルに対し海外旅行保険が利用されていることがわかります。

注)記載の以下項目は( )内を含みます。
1. 治療・救援費用 (傷害治療費用、疾病治療費用、救援者費用、疾病応急治療・救援費用)
2. 携行品損害 (生活用動産:長期契約用)
3. 旅行事故緊急費用 (航空機遅延費用、航空機寄託手荷物遅延)
4. 個人賠償責任 (個人賠償責任:長期契約用、家族総合賠償責任)

注)保証項目及びその内容はご加入頂く保険会社の商品によって異なります。

※ジェイアイ傷害火災保険株式会社 トラブルデータより http://www.jihoken.co.jp/data/trouble.html

■ 補償項目別事故件数の状況(地域別)
ヨーロッパ・アフリカ:「携行品損害」の事故が多い
アジア・オセアニア:「治療・救援費用」の事故が多い
グアム・サイパン:「旅行事故緊急費用」の事故が多い
地域別に補償項目別事故件数を集計した結果、前年度に引き続き、地域による特徴が顕著となりました。

ヨーロッパは、行き先により乗り換えによる荷物の積み替えが増えることから、スーツケースの破損が相次いでいます。また、多額の現金を持ち歩き、周囲に対する警戒心が乏しい傾向のある日本人は、外国の犯罪者の目には「容易な標的」としてスリ等に狙われやすいといわれています。このような理由から、盗難被害も多数発生し、「携行品損害」の割合が多くなっています。
アジアは、地域により衛生環境が良好とはいえず、気候も日本とは異なります。このため、腹痛・風邪等の疾病が発生しやすく、「治療・救援費用」の割合が多くなっています。
グアム・サイパンは、航空機の遅延や欠航時の費用を補償する「旅行事故緊急費用」の割合が多くなっています。

注)保証項目及びその内容はご加入頂く保険会社の商品によって異なります。

※ジェイアイ傷害火災保険株式会社 トラブルデータより http://www.jihoken.co.jp/data/trouble.html

■ 高額医療事故TOP5 (治療・救援費用保険金支払)

2014年度は、当社で過去最高となる9,335万円の事故が発生しております。このお客様は、治療・救援費用の保険金額が無制限のプランに加入していたため、医療関連費用の自己負担はありませんでした。

例えば、これがクレジットカードの保険のみ(ゴールドカードでも治療費用・救援者費用ともに200~300万円程度)であった場合は、多くの自己負担額が発生する可能性がありました。支払いが難しい場合は、必要な医療サービスの提供が受けられないことにつながり、命に関わる場合もあります。

海外旅行保険は、加入の有無だけでなく、加入しているプランの補償内容も重要だといえます。

国(都市) 内容 年代 プラン 支払保険金(円)
アメリカ 空港到着後、呼吸困難を訴え救急車で搬送。肺塞栓症・肺炎・肺結核と診断され49日間入院・手術。家族が駆けつける。 シニア
(65歳以上)
無制限 9,335万円
ハワイ 嘔吐物を飲み込み気管に入ってしまい救急車で搬送。胃腸炎・肺炎・敗血症と診断され16日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 その他
(64歳以下)
無制限 6,080万円
アメリカ 歩行中に車に撥ねられ救急車で搬送。脳挫傷・くも膜下出血と診断され33日間入院・手術。家族が駆けつける。 シニア
(65歳以上)
無制限 5,664万円
南アフリカ クルーズ船内で胸の痛みを訴え、下船し救急車で搬送。気胸・肺炎と診断され36日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 シニア
(65歳以上)
その他 2,414万円
ブルネイ クルーズ中に下痢・嘔吐・食欲不振等で衰弱したため下船し受診。肺炎と診断され123日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 シニア
(65歳以上)
その他 1,888万円





※ジェイアイ傷害火災保険株式会社 トラブルデータより http://www.jihoken.co.jp/data/trouble.html