【速報】フランス:【テロ】パリ中心部における爆発・銃撃事件の発生

フランスの首都パリ(Paris)中心部の劇場、レストラン、近郊のスタジアム等少なくとも6箇所で、2015年11月13日午後9時30分前後、爆発・銃撃事件が相次いで発生しました。これまでのところ、少なくとも死者120人、負傷者200人以上、うち約80人は重傷とみられています。同国のオランド大統領は一連の事件を「テロリストによる同時攻撃」として非難し、同国全土を対象に非常事態宣言を行いました。

パリ東部の「バタクラン」(Bataclan)劇場では、午後9時30分頃、ロックグループのコンサート開催中に複数の男が押し入り、自動小銃を乱射、少なくとも80人が死亡しました。一時犯人が劇場内に立てこもったが、警官隊の突入により襲撃犯4人が死亡しました。
パリ郊外の競技場「スタッド・ド・フランス」(Stade de France)では午後9時20分頃から2回の爆発が発生し、少なくとも4人が死亡しました。同競技場ではサッカー親善試合が行われていました。その他、在留邦人も多く利用するカンボジア料理店でも銃撃事件が発生しました。襲撃犯は競技場付近で3人、パリ東部で1人、自爆ベルトの爆発等により死亡したとされています。犯行の背景は明らかとなっていませんが、劇場に押し入った犯人らが「アラー・アクバル(神は偉大だ)」と叫びながら銃を乱射し続けた、との目撃情報があります。

日本大使館によると、日本時間14日午後1時現在、一連の事件で日本人が巻き込まれた情報は入っていません。また文部科学省によると、パリの日本人学校でもこれまでのところ、けが人などの情報は入っていません。

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