バングラデシュ 米大使館がテロ警戒を呼び掛け

在バングラデシュの米大使館は17日、同国内で欧米人を狙ったテロ攻撃の恐れがあるとして、注意を喚起しました。外国人が集まるホテルやイベントは当面の間、避けるよう呼び掛けています。バングラデシュでは9月28日にイタリア人、10月3日に日本人が殺害される事件が発生し、当局は首都ダッカの大使館が集まる地区に軍を配備するなど、各地で厳戒態勢を敷いています。2つの事件はいずれもイスラム教スンニ派武装組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出していますが、バングラデシュ国内でISの活動はないとしており、事件解決には至っていません。状況が落ち着くまで、外国人が多く集まるレストランやホテル、映画館などには近づかないでください。夜間の外出や目立つ行動を避けるなど、安全対策を心掛けてください。身分証明書を携帯するようにしてください。
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