シンガポール・マレーシア・インドネシア 煙害が深刻化

インドネシアの森林火災による煙害がマレーシアやシンガポールまで拡大している問題で、シンガポールでは大気汚染指数が「非常に不健康」な水準に達しています。インドネシア、マレーシアでも煙害は深刻な状態が続いており、インドネシアでは、火災の続くスマトラ島とカリマンタン島に治安要員約5,000人が配備され、消火活動の支援に当たっています。シンガポール、マレーシア、インドネシアでは、煙害の深刻な地域の空港を発着する航空便に遅延や欠航などダイヤの乱れが続いています。また、一部地域では学校が休校となったり、在宅勤務が奨励されたりしているほか、煙害の少ない街に避難する住民も出てきているといわれています。インドネシア、マレーシア、シンガポールなど東南アジアで航空便を利用する場合は、最新の運航状況を確認をしてください。航空便を予約する際は、早朝や夜間に発着する便をしばらく避けるようにしてください。車の運転には細心の注意を払い、煙害の発生している地域では室内で過ごすよう心掛け、移動には時間に余裕を持つようにしてください。

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