リビア イタリア人4人が誘拐される

イタリア政府は20日、リビア西部メリタにある石油施設でイタリア人4人が誘拐されたことを発表しました。犯人グループの要求や誘拐されたときの状況などについては明らかにしていません。ただし、4人は石油施設の従業員とされています。事実上の内戦状態となっているリビアでは、犯罪目的、あるいは政治問題を背景にした誘拐事件が増加傾向にあります。今年3月25日には中部ガニ油田で外国人9人が誘拐される事件が発生しました。イタリア政府は情勢悪化を受け、2月15日に首都トリポリの大使館を閉鎖していました。

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