シンガポール デング熱が増加の傾向

シンガポールの保健当局によると、7月5日から11日までの間にデング熱の感染が新たに確認されたのは275人でした。また、6月28日から7月4日までの間は250人でした。シンガポールでは毎年、デング熱の感染が確認されますが、特に6月から8月にかけて患者数が増加します。今年の感染状況は、これまで昨年のペースを下回っていますが、引き続き警戒が求められています。デング熱は通常、3?15日の潜伏期を経た後、突然の発熱で発症します。38?40度の熱が1週間ほど続きますが、多くの場合は重症に至らず、死亡率は低いです。しかし、口や鼻などの粘膜からの出血を伴うデング出血熱は重篤な症状に陥り、適切な手当てを受けない場合は40?50%が死亡します。デング熱には予防接種も治療薬もないため、媒介する蚊に刺されないよう心掛けてください。天候、気温を見ながら、なるべく外出の際は長袖シャツ・長ズボンなどを着用してください。突然の高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が現れた場合は速やかに医師に相談してください。

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