ドイツ北部ニーダーザクセン(Niedersachsen)州当局は2015年6月16日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスに感染していた65歳の男性が肺疾患により6日に死亡したと発表しました。同氏は同州の病院で治療を受け、一度回復していたものの、その後別の病院で容体が悪化し、死亡しました。同氏は今年2月にUAEを訪れた際、動物を扱う市場で感染したとみられています。同州保健当局は死亡した男性と接触した可能性のある約200人を検査したが、感染者は確認されなかったとしています。 同国での感染の拡大はないとみられますが、感染者の多い中東湾岸諸国(サウジアラビア・UAE等)や韓国へ渡航・滞在する場合は、手洗いの励行や外出時のマスクの着用などの予防措置の実施と感染が疑われる際の速やかな受診を徹底することが肝要です。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター