英国 主要鉄道労組がストを計画 全土に影響へ

英国の主要鉄道労組RMTは、賃金の引き上げと職場の安全の強化を求めて会社側と交渉を進めていますが、会社側が提示した条件に満足できないとして、4日以降にストを実施すると発表しました。ストが実施されれば、公共交通機関や貨物輸送に深刻な影響が出るとみられています。ほかの一部の鉄道労組もストへの参加を表明しています。ただ、RMT側は交渉の継続を受け入れており、ストが回避される可能性もあります。ストが実施されれば、ロンドン市内の地下鉄や空港への高速鉄道、都市間の列車などの運行が大幅に減るものとみられています。また、貨物輸送にも大きな影響が出る恐れがあります。英国と欧州とを結ぶユーロスターはこれまでのところ、通常通りに運行される見通しです。労組は5月にもストを発表していましたが、交渉を継続するべきと判断し、ストを見送りました。代替交通手段を検討し、スト期間中に鉄道の利用を予定していた場合は予約状況を再確認するようにしてください。移動には時間に余裕を持つようにしてください。


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