マリ 北部で武装集団がスイス人を誘拐

スイス外務省はマリ中部トンブクトゥに在住するスイス人女性が7日夜から8日にかけて、正体不明の武装集団によって自宅から拉致されたことを確認しました。犯行声明は出されていません。この女性は2012年にもトンブクトゥでイスラム過激派組織「アンサル・ディーン」に拉致されており、事件後、ブルキナファソ当局の交渉によって解放されています。マリでは反政府組織や犯罪組織による身代金目的または政治的動機による誘拐事件が多発しています。こうしたグループの間では、身代金が要求されている間に被害者の身柄がやりとりされることも多いです。グループによっては、1億ドルもの身代金が要求され、交渉が難航すると被害者が殺害されることもあります。

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